シュワブのSTCEは名称で自然言語処理を前面に打ち出した。更新された届出書類には銘柄選定手法に関する警告が加わり、7月28日時点でトランプ・メディアは同ファンドの第2位の組入銘柄となった。
Schwab Asset Managementは、ファンドの基本構造、戦略、手数料を変更しないまま、仮想通貨関連株ETFのブランド表示と開示内容を更新した。7月28日に「Schwab Crypto Thematic Natural Language Processing ETF」へ改称された同商品は、引き続きティッカー「STCE」で取引され、経費率は0.30%で、仮想通貨を直接保有するのではなくSchwab Crypto Thematic Indexに連動する。新たな届出では、仮想通貨関連株の特定に用いる自然言語処理手法がファンド説明の中心としてより明確に位置付けられ、ソフトウェアの選定結果に対する人手での確認も完全ではない可能性があるとの警告が追加された。シュワブは6月23日時点で運用資産2億9820万ドル、保有銘柄数43を報告していたが、7月28日に公表された株式リストでは35銘柄だった。組入比率首位はBitdeer Technologiesの5.96%で、これにトランプ・メディア&テクノロジー・グループの5.77%が続き、その後にCleanSpark、Core Scientific、Hut 8が並んだ。更新資料では、この手法が主力事業と仮想通貨との関係が限定的な企業を選定する可能性もあるとし、キーワードベースのアプローチによって、ビットコイン財務戦略に関する開示が関連性スコアを押し上げた可能性のあるトランプ・メディアのような銘柄が組み入れられ得ることを示している。今回の改称は、手法を示す用語は当局のファンド名称に関する80%ルールの適用対象にならないとした2026年のSEC(証券取引委員会)指針の後に行われたが、シュワブはその時期をこうした規制環境と結び付けていない。