マイクロソフト、売上高18%増で900億ドル Azureは1000億ドル突破

マイクロソフト、売上高18%増で900億ドル Azureは1000億ドル突破

Azureの成長率は43%に加速し、Copilotの有料契約は3000万件を突破した。マイクロソフトは、クラウド見通しの改善と企業導入の拡大を背景に、大規模なAI投資を正当化した。

ファクトチェック
マイクロソフトの2026年度第4四半期の公式決算リリースは、この主張の各要素を直接裏付けている。売上高は900億ドルで前年同期比18%増となり、クラウドとAIがけん引した。Azureの成長率は43%に加速し、年間売上高は1000億ドルを突破したほか、Microsoft 365 Copilotの有料契約席数は3000万を超えた。CNBC(news_primary)は、売上高が市場予想の876.2億ドルを上回ったことを確認している。また、CNBCとCryptobriefingはいずれも、設備投資(リースを含む総額で約410億ドル)が市場予想の約424億ドルを下回ったと確認している。設備投資が「市場予想を下回った」との評価、Azure成長率の加速、Copilot契約席数の増加という本件の具体的な数値と特徴付けは、一次情報と正確に一致している。
要約

マイクロソフトは2026会計年度第4四半期の売上高が900億700万ドルと前年同期比18%増、純利益が357億6600万ドルと31%増になったと発表した。Azureの成長率が43%に加速し、通期のAzure売上高は初めて1000億ドルを上回った。Microsoft 365 Copilotの有料契約は3000万件を超えた。CFOのエイミー・フッド氏は、2027会計年度第1四半期のAzure成長率が約45%になるとの見通しを示し、需要は引き続き利用可能な計算能力を上回っていると述べた。投資家は、四半期の設備投資が70%増の410億ドル、通期設備投資が1453億ドルに達する中、マイクロソフトの巨額AI投資が売上成長につながっているかを注視してきた。マイクロソフトは、データセンターの耐用年数を15年から25年に延長する会計変更後も、暦年2026年の投資見通しを約1750億ドルで維持した。この四半期には、Anthropic投資に伴う32億ドルの評価益、営利企業化後のOpenAIに関連する4億8000万ドルの純損失も計上された。キャッシュ創出には圧力がかかっており、フリーキャッシュフローは前年同期比23%減の196億3900万ドル、クラウド粗利益率は68%から65%に低下した。

用語解説
  • Azure: マイクロソフトのクラウドコンピューティング基盤であり、同社のインフラ関連およびAI関連の売上成長を支える主要事業。
  • capital expenditures: データセンターや半導体、そのほかの計算インフラなど長期資産に対する企業の支出。
  • free cash flow: 営業活動と投資支出の後に残る現金で、成長をどれだけ効率的に現金化できているかを測る指標として用いられる。