カルダノ、Shelleyアップグレードから6年でLeios拡張が接近

2020年のハードフォークでステーキング、ステークプール、分散型ブロック生成が導入され、Input Outputは2026年後半にOuroboros Leiosでスループットを5倍から20倍に高めることを目指している。

ADA

要約

カルダノは、2020年7月のハードフォーク「Shelley」から6年を迎えた。Shelleyでは、ステーキング(ネットワーク保護を支援するためにトークンをロックする仕組み)、ステークプール、分散型ブロック生成がネットワークに導入された。この節目は、2017年9月にカルダノのメインネットとADAが立ち上がった初期のByron時代から、より分散化された運営モデルへの移行を浮き彫りにしている。 カルダノのコミュニティXアカウントは、Shelleyによってステーキング報酬、ステークプール、分散型ブロック生成がチェーンの中核要素になったとし、「チェーンはそれ以来一度も止まっていない」と投稿した。投稿では、439エポック、925万ブロック、1億9000万スロットにも言及した。 カルダノは当初、少数のノードのみで構成されるフェデレーテッド型ネットワークとして始まった。2020年初頭のByronリブートでは、新たに再構築されたノードアーキテクチャにより、分散化に向けた準備が進められた。続くShelleyでは、委任と新たな経済システムに結び付いた分散型台帳が導入された。2021年1〜3月期には、ステークプールオペレーター(SPO)コミュニティが新規ブロックの100%を生成するようになった。Cexplorerのデータによると、現在は2,882のプールが稼働し、215.6億ADAがライブステークされている。 今回の節目は、カルダノが過去最大と位置付けるスケーリングアップグレードの準備を進める中で迎えられた。公開テストネット「Musashi Dojo」で稼働中のOuroboros Leiosは、ベースレイヤーのスループット向上を目的としており、Earth、Water、Fire、Wind、Voidの5段階で構成される。Input Outputは、当初段階でスループット容量を5倍から20倍に引き上げることを目標としており、2026年後半にメインネットのハードフォークを計画している。今年7月に稼働したVan Rossemハードフォークは、その後に予定されるDijkstra時代のハードフォークに向けた基盤整備を目的としており、これによりOuroboros Leiosがカルダノに導入される。

用語解説
  • ステーキング: ネットワーク保護を支援するためにトークンをロックする仕組み
  • ステークプール: 委任者のためにブロックを生成するバリデータ集団
  • テストネット: アップグレードを検証するための公開ネットワーク