Babylist、元レント・ザ・ランウェイ創業者ジェン・ハイマン氏を9月9日付でCEOに起用

収益を上げるベビー用品レジストリ企業は今年の売上高10億ドルを目標とし、IPOの可能性も視野に入れる中、ナタリー・ゴードン氏は執行会長に就く。

要約

Babylistは創業者ナタリー・ゴードン氏に代わる最高経営責任者として、Rent the Runway共同創業者のジェン・ハイマン氏を起用する。別々の企業を率いてきた創業者同士による異例の経営トップ交代となる。人事は9月9日付で発効し、約15年にわたりBabylistを築いてきたゴードン氏は執行会長に就く。 今回の移行は、Babylistが収益を確保し、今年の売上高が10億ドルに達する見通しとなっている中で行われる。この規模に達したことで、ゴードン氏は会社の次の段階を担うリーダーを迎えることに自信を持てたとしている。IPO観測も強まっている。ハイマン氏は、2021年の上場とパンデミック後の厳しい局面を経て衣料レンタル企業Rent the Runwayを率いた後、約2カ月前に退任しており、Babylistでの役職が退任後初のポストとなる。 Babylistは中核のレジストリ事業を超えて、Babylist HealthやBabylist Moneyへと事業を拡大している。後者はトランプ大統領アカウントを軸とし、家族や友人が子どもの投資口座に資金を拠出できる。ハイマン氏は、妊娠期から大学進学まで会社を成長させる余地があるとみており、M&A(合併・買収)も検討している。一方、ゴードン氏は会長として同社のAI(人工知能)戦略に注力する。

用語解説
  • M&A: 合併・買収案件
  • AI: 人工知能のシステムおよびツール
  • executive chair: 戦略面で積極的な役割を担う取締役会議長