フェラーリ、需要は想定通りとしてLuce EV投入方針を堅持

フェラーリ、需要は想定通りとしてLuce EV投入方針を堅持

ベネデット・ヴィーニャ最高経営責任者(CEO)は、5月の賛否を呼んだ発表後も、55万ユーロの同社初のEV「Luce」の受注に満足していると述べた一方、このモデルの割当分が早期に完売したとの報道確認は避けた。

ファクトチェック
主張の全要素は、2026年7月30日付の複数の権威ある一次情報源によって確認されている。ロイターとCNBCは、CEOのベネデット・ヴィーニャがLuceの発売方針を維持しており、5月の賛否両論を呼んだデビュー後、55万ユーロの初のEVの受注に満足していると確認している。Investing.comは、ヴィーニャが受注を「予想通り」と評価したと確認している。CNBCは特に、ヴィーニャが受注や割当状況に関する報道の確認を避けた一方、2027年まで受注残が埋まっていると述べたことを確認しており、このモデルが短期間で完売したとの見方について確認を避けたという主張と一致する。これと矛盾する証拠は見当たらなかった。
要約

フェラーリは、5月25日のモデル発表後に批判が起き、米国上場株が1日で8.4%下落したにもかかわらず、同社初の完全電気自動車「Luce」に対する顧客の反応は想定通りに進んでいると述べた。最高経営責任者(CEO)のベネデット・ヴィーニャ氏は、段階的な投入計画を変更する考えはないとし、受注の進捗に「非常に満足している」と語った。関心は既存顧客と新規購入者の双方から寄せられているという。同氏は受注件数の開示や、フェラーリが500台弱のLuce割当分をすでに埋めたとするFinancial Timesの報道の確認を避けた。この台数は2026年の年間目標とも今年の割当とも伝えられており、中国の需要が追い風になったとされるが、同氏は計画通りに進んでおり、関心は世界全体に広がっていると述べるにとどめた。昨年の販売台数が13,640台だったフェラーリは、受注残が2027年分まで埋まっていることも明らかにし、Luceが同社のより広範なEV戦略を変えるものではないとした。

用語解説
  • EV: バッテリーで駆動する電気自動車
  • order books: 企業が抱える顧客受注の残高
  • rollout: 製品を段階的に市場へ投入する公開プロセス