6月の雇用創出が市場予想を上回り、BCBの一段とタカ派的な姿勢への見方が強まった一方、米連邦準備制度は金利を据え置き、銀行株が下落を主導した。
ブラジルのイボベスパ指数は水曜日、1%超下落して175,500を下回って推移した。投資家は、国内の労働市場統計が予想を上回ったことと、世界的な金利懸念を引き続き意識させた米連邦準備制度の決定を見極めた。ブラジルでは6月の正規雇用創出数が純増145,161人となり、市場予想の115,000人を上回った。これにより、労働市場の底堅さを示すとの見方が強まり、BCBの一段とタカ派的な姿勢への期待を後押しした。米連邦準備制度は予想通り金利を据え置いたが、FOMC (Federal Open Market Committee)メンバー3人が利上げを支持し、借り入れコストがより長く高止まりするとの懸念が強まった。下落を主導したのは金融株で、イタウとブラデスコがともに2%安、イタウーザが1.5%安、B3が3%安となり、サンタンデールはROEの市場予想未達を受けて7%急落した。アクシアは1%超下落し、サベスプは4%近く下げた。アンベブは決算を受けた上昇の勢いが剥落し、1%安で推移した。ビボとTIMも直近の下落基調を継続した。一方、ペトロブラスは原油価格の上昇を背景に2%上昇し、市場全体の軟調さに逆行した。