バンク・オブ・アメリカ顧客、米株の買い越し4週連続

流入はテクノロジー、金融、資本財に向かい、機関投資家は2020年12月以来最大の週間純買いを記録した。一方、自社株買いは前年水準を上回って推移した。

要約

バンク・オブ・アメリカの顧客は、S&P500種株価指数が0.6%下落する中でも、4週連続で米国株を買い越した。けん引したのは機関投資家で、週間の純買い額は2020年12月以来最大となり、バンク・オブ・アメリカが2008年に集計を開始して以来で2番目の大きさとなった。個人投資家も純買いを維持した一方、ヘッジファンドは3週連続で純売りとなった。資金流入はテクノロジー、金融、資本財に集中し、資本財は数カ月にわたる流出の後で過去最大の純流入を記録した。バンク・オブ・アメリカはまた、企業の自社株買いは決算期に鈍化したものの、過去4週間では前年同期を19%上回るペースを維持し、株式市場の下支え要因となったと指摘した。

用語解説
  • 機関投資家: 資産運用会社、保険会社、年金基金などの大口のプロ投資家。
  • 自社株買い: 企業が自社株を買い戻すこと。需給を支え、発行済み株式数を減らす効果がある。
  • 純流入: 一定期間において、買い付けや流入資金が売却や流出を上回る状態。