
7月29日のドローン攻撃とみられる事案で、戦略上重要なダミエッタLNG拠点で2隻の船舶が炎上した。エジプトは、同国がイランの関与を疑っているとした報道を否定し、いずれの主体も犯行声明を出していないと表明した。
2026年7月29日にドローン攻撃とみられる事案が発生し、エジプトのダミエッタ港で米国所有のEnergos Winterの船上で火災が起き、炎は近くにいたギリシャ船籍のGasLog Salemに燃え広がった。死傷者は報告されていない。海事安全保障会社アンブリーは今回の事案をドローン攻撃の疑いがあると評価したが、エジプト当局はその評価を公式には確認しておらず、カイロが攻撃の背後にイランがいるとみているとするWall Street Journalの報道を、Al Arabiyaが引用した件についても否定した。当局者は、いかなる主体も犯行声明を出していないとしている。攻撃を受けたのは、エジプトで戦略的に重要なLNG・ガス拠点であり、現在の地域対立の中でエジプト領内または同国のガス施設に対する初の直接攻撃と原資料では位置付けられている。エジプト首相は、国内需要を満たすための代替エネルギー供給を確保したと述べた。