両社は、実際の商取引から生じた売掛債権をブロックチェーン上で扱う今回のパイロットで、トークン化、コンプライアンス管理、規制対応の発行基盤、AI支援による書類審査を実証したと述べた。
POSCO InternationalとLG CNSは、インジェクティブのブロックチェーン上で、実際の商取引から発生した売掛債権を用いるライブ取引により、初のオンチェーン貿易金融パイロットを完了した。このプロジェクトでは、プログラム可能なトークン化売掛債権、組み込み型のコンプライアンス管理、規制対応の発行基盤、AI支援による貿易書類審査、機関投資家向け水準のオンチェーン基盤を実証した。インジェクティブは、この取り組みが5兆ドル超の世界の貿易金融市場に、より高速で低コストのブロックチェーン基盤を持ち込むことを目的としていると説明した。今回のパイロットは、同ネットワークが今月初めに米SEC(証券取引委員会)にトランスファーエージェント登録を申請したと発表した後の、規制対応金融インフラへの広範な取り組みにも連なる。この申請は、米国におけるコンプライアンスに沿ったオンチェーン証券の発行と管理を支援するための措置だとしていた。韓国でのこのパイロットはなお初期段階の実装にとどまり、より広範な採用は、パイロットの枠組みを超えた規制当局の受容、既存の銀行システムとの統合、取引相手先の運用態勢、さらなる商用展開に左右される。