HastraFi、米自動車ローン連動で年間利回り7.81%のAUTOをソラナで投入

HastraFi、米自動車ローン連動で年間利回り7.81%のAUTOをソラナで投入

この実物資産(RWA)トークンはまずソラナで公開され、住宅エクイティ以外にもHastraFiの利回り商品群を拡大するものであり、オンチェーンのローンエクスポージャーを通じて1兆6800億ドル規模の米自動車クレジット市場の取り込みを狙う。

ETH
SOL

ファクトチェック
主張の主要部分——HastraFiが米国の自動車ローンを裏付け資産とするAUTOをソラナ上で立ち上げ、1.68兆ドル規模の米国自動車クレジット市場を対象とし、住宅エクイティ以外にも利回り商品のラインアップを拡大する点——は、HastraFiの公式発表、SolanaFloor、Solana Compassで確認できる。年間利回り7.81%という具体的な数値は、SolanaFloor(約7.81%)でのみ裏付けられている一方、Solana Compassと第三者の投稿では立ち上げ時の年間利回りを9.07%としており、HastraFi自身の投稿でも主要な年間利回りは示されていない。このため、主張にある正確な年間利回りの数値には争いがある。
要約

HastraFiは、消費者向け自動車ローンを裏付け資産とする実物資産(RWA)利回り商品AUTOをソラナで公開した。保有者には年間利回り7.81%を提供し、同社の実物資産(RWA)商品群ではPRIMEに続く2番目の資産となる。AUTOは他チェーンに先駆けてソラナで展開され、米自動車ローンのキャッシュフローを、Kaminoを含むDeFi(分散型金融)市場全体で利用可能な、許可不要で取引できるオンチェーンのエクスポージャーへと転換することを狙う。 HastraFiによれば、ローンはCapital Oneとの1億ドルの倉庫融資枠を持つ自動車金融会社Agora Dataが組成し、Figure Forgeが標準化されたローン参加トークンへと変換する。これらのトークンは、プールされたキャッシュフローに対する比例持分請求権を表す。今回の立ち上げにより、HastraFiは住宅エクイティを超えて、スペシャルティファイナンスを裏付けとするトークン分野へ踏み込む。この分野はソラナ上で、トークン化株式や米国債と並んで存在感を高めている。 今回の展開は、HastraFiのHELOC裏付け商品PRIMEの力強い成長に続くものである。同社によれば、PRIMEはローンチから4カ月以内にソラナ上で3億6000万ドルの市場規模に達し、その後イーサリアムへ拡大した。RWA.xyzのデータでは、資産担保型クレジットおよびスペシャルティファイナンスのトークンがソラナの実物資産(RWA)市場の重要な割合を占めており、記事では13.9%という比率と、より広い区分では7億7700万ドル、すなわちネットワーク上の実物資産(RWA)総額の21%という数値の両方を示している。AUTOの投入により、発行体が伝統的なローン市場に連動するパッシブ利回り商品の需要を探るなか、消費者向け自動車クレジットがこの構成に加わる。

用語解説
  • ローン参加トークン: 裏付けとなるローンプールから生じるキャッシュフローに対する比例持分請求権を表すトークン。
  • HELOC: 住宅の資産価値を担保として住宅所有者が借り入れできるホームエクイティ・ライン・オブ・クレジット。
  • 実物資産(RWA)利回り商品: ローンなどのオフチェーン金融商品が生み出す収益を分配するオンチェーン資産。