マイクロソフト、AI売上高ランレートが370億ドルに到達し2026年度第3四半期予想を上回る

Azureは40%成長し、マイクロソフトはビットコイン採掘企業IRENと97億ドルのAIクラウド契約を締結した。かつて仮想通貨マイニング向けだったインフラがAIワークロード向けに振り向けられている実態が浮き彫りとなった。

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要約

マイクロソフトは2026年度第3四半期決算で、売上高がConsensus予想の814億ドルに対して829億ドル、1株利益が予想の4.06ドルに対して4.27ドルとなり、ウォール街予想を上回った。AI事業の年間売上高ランレートは370億ドルに達し、前年同期比123%増となったほか、クラウドコンピューティング基盤のAzureは40%拡大した。四半期のMicrosoft Cloud売上高は前年同期比29%増の545億ドル、全社売上高は同18%増だった。今回の決算は、AI需要と仮想通貨関連インフラの交点も浮き彫りにした。マイクロソフトはビットコイン採掘企業IRENと97億ドルのAIクラウド契約を締結したが、同社のデータセンター能力はもともと仮想通貨マイニング向けに構築されたもので、現在はAzureのAIワークロード向けに転用されている。マイクロソフトの決算資料に特定の仮想通貨トークンやブロックチェーン指標への言及はなく、同社はバランスシート上でビットコインを保有しておらず、ステーブルコインの発行も計画していない。先行きでは、2026年7月29日に2026年度第4四半期決算の発表が予定されており、Consensus予想は売上高874億ドル、1株利益4.23ドルで、13〜15%の成長継続が示唆されている。

用語解説
  • Azure: マイクロソフトのクラウドコンピューティング基盤
  • annual revenue run rate: 現在の売上ペースを年換算した指標
  • stablecoin: 安定資産への連動を目指して設計された仮想通貨トークン