
フリーキャッシュフローの91%減少やAIデータセンター投資の拡大、法的リスクが力強い広告成長をかき消し、メタは通期の設備投資計画を引き上げ、時間外取引で株価は下落した。
メタ・プラットフォームズの第2四半期売上高は608億ドルとなったが、人工知能インフラへの巨額投資に加え、訴訟関連費用と退職金費用が利益と資金創出を圧迫し、時間外取引で株価は急落した。1株利益は6.18ドルと市場予想を下回り、フリーキャッシュフローはAIデータセンターへの投資拡大を受けて前年の85億5000万ドルから7億8400万ドルへ91%減少した。メタは通期の設備投資見通しを従来の1150億ドル〜1350億ドルから1250億ドル〜1450億ドルへ引き上げ、投資家が短期的な回収に疑問を抱く中でも、マーク・ザッカーバーグ氏がAI支出を継続する姿勢を鮮明にした。それでも売上高は前年同期比28%増加し、メタのアプリ群における1日当たりアクティブユーザー数は3%増の36億人となり、中核の広告事業は引き続き堅調だと同社は説明した。こうした積極投資は、メタが過去の高コストなメタバース戦略と比較される中で進められている。同時に、FacebookとInstagramが10代の利用者に依存的な利用を助長し、プラットフォームの安全性について世論を誤認させたとの主張に関連し、米4州が1兆4000億ドルの制裁金を求めていることを開示したことで、法的リスクも増大している。