メタ、第2四半期売上高608億ドルも利益未達と支出急増で株価下落

メタ、第2四半期売上高608億ドルも利益未達と支出急増で株価下落

フリーキャッシュフローの91%減少やAIデータセンター投資の拡大、法的リスクが力強い広告成長をかき消し、メタは通期の設備投資計画を引き上げ、時間外取引で株価は下落した。

ファクトチェック
メタの2026年第2四半期の公式プレスリリース(PR NewswireおよびMeta Investor Relations)では、売上高が608億ドルであることが確認されており、主張されている608億ドルと完全に一致する。同じ情報源は、2026年度の設備投資見通しが従来の1250億-1450億ドルから1300億-1450億ドルに絞り込まれたことも確認しており、「設備投資の下限を1300億ドルに引き上げた」との記述と正確に一致する。Yahoo Financeの記事も、広告収入が市場予想を上回り、資本支出の拡大とAIデータセンター投資を背景に、決算発表後に株価が約8%下落したことを裏付けている。唯一の軽微な不一致は、Yahooの記事が新たな設備投資レンジを1350億-1450億ドルとしている点だが、メタの権威ある一次情報源は1300億-1450億ドルとしており、主張を支持している。主張の重要な要素はすべて一次情報源によって確認されている。
要約

メタ・プラットフォームズの第2四半期売上高は608億ドルとなったが、人工知能インフラへの巨額投資に加え、訴訟関連費用と退職金費用が利益と資金創出を圧迫し、時間外取引で株価は急落した。1株利益は6.18ドルと市場予想を下回り、フリーキャッシュフローはAIデータセンターへの投資拡大を受けて前年の85億5000万ドルから7億8400万ドルへ91%減少した。メタは通期の設備投資見通しを従来の1150億ドル〜1350億ドルから1250億ドル〜1450億ドルへ引き上げ、投資家が短期的な回収に疑問を抱く中でも、マーク・ザッカーバーグ氏がAI支出を継続する姿勢を鮮明にした。それでも売上高は前年同期比28%増加し、メタのアプリ群における1日当たりアクティブユーザー数は3%増の36億人となり、中核の広告事業は引き続き堅調だと同社は説明した。こうした積極投資は、メタが過去の高コストなメタバース戦略と比較される中で進められている。同時に、FacebookとInstagramが10代の利用者に依存的な利用を助長し、プラットフォームの安全性について世論を誤認させたとの主張に関連し、米4州が1兆4000億ドルの制裁金を求めていることを開示したことで、法的リスクも増大している。

用語解説
  • フリーキャッシュフロー: 営業費用と資本支出を差し引いた後に残る現金で、企業の財務余力を測る指標。
  • 設備投資: データセンターや機器、インフラなどの長期資産に企業が投じる資金。
  • AIデータセンター: 人工知能システムを大規模に訓練・運用するための計算機器やネットワーク機器を集積した施設。