
トランプ大統領は、上院が86対12で前進させた超党派の対ロシア・イラン制裁パッケージにイランへの関税を追加するよう議会に求めたが、2025年の米国によるイランからの直接輸入額はわずか140万ドルだった。
ドナルド・トランプ大統領は、ロシアとテヘランを対象とする超党派の制裁法案にイランへの関税を追加するよう議会に求めている。米国によるイランからの直接輸入はごくわずかだが、この変更により法案がより強力になると主張している。上院では、議員らが条項を一本化することで合意したとして、ロシア・イランを対象とする統合法案を86対12で前進させた。通商の専門家は、2025年の米国のイラン製品輸入額がわずか140万ドルで、その55%を美術品、収集品、骨董品が占めていたことに加え、既存の対イラン制裁ですでにほぼすべての取引が禁止されているため、関税案はおおむね象徴的な意味合いにとどまると指摘した。それでも、関税は制裁より政治的な対立を招きやすく、トランプ大統領の関税追加要求は議会通過の行方を複雑にする可能性がある。