ロビンフッド、株式・オプション・予測市場のQ2取引高が過去最高

ロビンフッド、株式・オプション・予測市場のQ2取引高が過去最高

ロビンフッドは、オプションとイベント契約が成長をけん引し、2026年第2四半期の取引活動が過去最高を記録したと報告した。一方で仮想通貨収入は38%減少し、同社はAI、トークン化、市場アクセスを巡る長期戦略を示した。

ファクトチェック
ロビンフッドの2026年第2四半期決算リリース公式版および添付資料99.1は、イベントコントラクト収益が1億5600万ドル(10倍超に増加)となり、取引ベース収益の成長をけん引した主因であることを直接確認している。また、株式、オプション、予測市場の各取引量で取引参加が過去最高を記録したことも示している。独立系報道(mlq.ai、Yahoo Finance)も、イベントコントラクトが開示された取引カテゴリーの中で2番目に大きかったことに加え、株式、オプション、予測市場で過去最高の取引量を記録したことを裏付けている。主張に含まれる個別の数値および定性的要素はいずれも一次情報と一致する。
要約

ロビンフッドは、2026年第2四半期に株式、オプション、予測市場の取引高がいずれも過去最高に達したと明らかにした。イベント契約の収入は1億5600万ドルとなり、前年同期比で10倍超に拡大し、予測市場はオプションに次ぐ同社第2の開示対象取引カテゴリーとなり、株式と仮想通貨を上回った。オプション収入は3億4200万ドルに達した一方、仮想通貨収入は38%減の1億ドルとなり、取引ベース収入に占める仮想通貨の比率は12.9%に低下した。純収入全体は前年同期比32%増の13億1000万ドル、取引ベース収入は44%増の7億7600万ドルとなった。ウラジミール・テネフ最高経営責任者(CEO)は、Agentic Finance、AIエージェント向けツール、Robinhood Chain、米国資産やプライベート市場へのアクセス拡大などの取り組みにより、同社ははるかに大きな規模へ拡大できる道筋があると述べ、最終的には時価総額1兆ドルに達する可能性があると主張した。シブ・バーマ最高財務責任者(CFO)は、今後10年で事業を10倍に拡大できるとの見方を示した。

用語解説
  • イベント契約: 特定の事象の結果に連動して取引される契約。
  • 取引ベース収入: 顧客の取引活動から得られる収入。
  • Agentic Finance: AIエージェントがツールやシステムを用いて金融業務を遂行することを中核に据えた金融の概念。