2026年7月のシカゴ景況指数、予想上回る上昇で新規受注は2022年1月以来の高水準

2026年7月のシカゴ景況指数、予想上回る上昇で新規受注は2022年1月以来の高水準

同指数は56.7から57.6に上昇し、拡大圏は3カ月連続となった。仕入れ先納入の弱さや受注残の鈍化、雇用市場の低迷を需要の強まりが補った。

要約

2026年7月のシカゴ景況指数は、6月の56.7から57.6に上昇し、市場予想の56.0を上回った。これで3カ月連続で拡大圏を維持した。上昇を主導したのは新規受注で、2022年1月以来の高水準に達し、域内の製造業基盤で需要が一段と底堅くなっていることを示した。一方、他の構成項目はまちまちだった。仕入れ先納入は弱含み、受注残は中立水準の50を2カ月連続で上回った後に再び縮小圏へ低下した。雇用は5カ月連続で縮小圏にとどまり、3月以来の低水準に低下した。生産も鈍化したが、なお拡大圏を維持した。支払価格はほぼ横ばいで、回答者は引き続き地政学的緊張と高止まりするエネルギーコストを指摘する一方、より広範な物価安定には改善の兆しもみられた。

用語解説
  • シカゴ景況指数: シカゴ地域の企業活動を対象とする月次調査ベースの指標で、米製造業の勢いを測る代替指標としてよく用いられる。
  • 新規受注: 新たに入ってくる商品需要を測る指標で、将来の生産活動の先行シグナルとして注目されることが多い。
  • 支払価格: 企業が原材料やその他費用に支払っている投入コストを追跡する調査項目。