
トランプ大統領は停戦条件の受け入れを迫るため、イランのエネルギー・インフラ目標への攻撃を検討している。一方、テヘランはイスラエルと米国の地域内エネルギー資産への報復準備が整っていると警告している。
Axiosは米当局者の話として、イラン国内で米軍の空爆が始まったと報じ、米国とイランの対立における重大なエスカレーションだと位置付けた。標的には、ホルムズ海峡を通る海運を脅かすテヘランの能力を低下させることを目的とした指揮センターや防空システムが含まれるとされる。Axiosの続報によれば、ドナルド・トランプ大統領は、テヘランに米国の停戦条件を受け入れさせる圧力をかけるため、数日以内にイランのエネルギー施設とインフラに対する大規模攻撃を真剣に検討している。攻撃が実行されれば、数週間ぶりにイスラエル軍が作戦に加わる可能性があり、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃リスクが高まる。CBSニュースとウォール・ストリート・ジャーナルはこれに先立ち、イランのエネルギー関連目標への攻撃の可能性を報じていた。トランプ大統領はホワイトハウスでの会合で「徹底的にたたく」と述べ、米軍の攻撃強化によってイランは「もう耐えられない」状態まで弱体化すると付け加えた。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、米国が勝利し、トランプ大統領の任期中にイランが核兵器を保有することはないと述べた。今回の威嚇は、イランが先週水曜日にヨルダンの米軍基地や地域内の他の米軍部隊を攻撃し、木曜日にはホルムズ海峡を航行する商船も攻撃したことに続くものだ。トランプ大統領は以前、新たな船舶攻撃があれば、テヘランの発電所や橋を含むイランの主要インフラに対する米軍空爆を発動すると警告していた。タスニム通信はイランの治安当局高官の話として、そのような攻撃は狂気の沙汰であり、イランは地域の「シオニスト政権」の重要インフラと米国のエネルギー施設を標的とする広範な報復計画を準備していると伝えた。