台湾証券取引所のデータによれば、市場価値ベースの残高は縮小したものの、ヘッジや空売りの活動は引き続き高水準だった。上場市場とTPExの双方で、ETFの貸借や大型株が主要な注目分野となった。
台湾の証券貸借残高は7月29日時点で市場価値ベースで3.3兆台湾ドルを上回り、前日比で減少した後もヘッジ需要と空売り活動がなお高水準にあることを示した。台湾証券取引所のデータによれば、貸借システム、証券会社、証券金融営業所を合わせた貸借残高は3兆3175億9676万台湾ドルとなり、前日の3兆4039億1961万台湾ドルから減少した一方、貸し出された株式総数は30,896,965株に達した。取引は引き続き大型株とETFに集中し、元大台湾50 ETFの貸借増加がみられたほか、TPExでは原資産価格の下落を反映して市場価値が低下する一方、株数ベースの残高は増加した。機関投資家や市場関係者は、この数値が海外投資家の慎重なポジショニングを示す可能性があるとしつつ、証券貸借はヘッジ、裁定取引、ペアトレード、マーケットメイクにも用いられるため、1日分のデータを過度に解釈すべきではないと指摘した。