
軟調な初値は香港株への下押し圧力を強めた。中国PMIの弱含み、世界的なハイテク株安、不動産市場の先行き懸念が投資家心理を圧迫したためである。
中際旭創の香港市場でのさえない取引開始は金曜日の市場全体の下落に拍車をかけ、ハンセン指数は0.4%安の108ポイント安となる25,750で引けた。直近の上昇を受けて投資家が利益確定売りを進めたためである。中国の7月の公式PMIが再び景況感の分岐点を下回り、景気回復ペースへの疑念が強まる中、同社が今年の香港市場で最大級のIPOの一つとして約534億香港ドルを調達したにもかかわらず下落したことで、投資家心理は一段と悪化した。この動きは、世界的なテクノロジー株売りの広がりの中で、AIや半導体関連株に対する慎重姿勢を浮き彫りにした。不動産株も、上半期の力強い上昇後に香港の住宅相場が減速する可能性があるとのアナリストの警告を受けて売られた。一方で、香港のIPO市場は相対的な明るい材料であり、Sheinの香港上場計画にも注目が集まった。主な下落銘柄は小米集団、テンセント、美団、AIA、安踏体育だった。