基礎素材、エネルギー、ヘルスケアが相場上昇を主導した。投資家は無償給食の財源に関する裁判所判断を好感した一方、来週公表されるインフレ、貿易、4-6月期GDPを前に慎重姿勢を維持した。
インドネシア株は金曜序盤の取引で42ポイント(0.7%)上昇し、6,227となった。前日のウォール街反発がリスク選好を下支えし、とりわけ半導体株が直近の軟調から持ち直したことを受け、これまでの上昇基調を維持した。国内では、無償給食の財源を教育予算から拠出すべきではないとした憲法裁判所の判断も投資家心理を支えた。この判断は、プラボウォ大統領の看板政策に関連するガバナンス改革を後押しするものと受け止められた。 もっとも、来週公表されるインフレ率、貿易実績、4-6月期GDPを控え、上昇は慎重姿勢によって抑えられた。中国についても、北京が大規模な新たな景気刺激策ではなく既存の政策手段に依存するとの見方が強まり、先行きへの懸念がくすぶった。上昇は幅広い銘柄に及び、基礎素材、エネルギー、ヘルスケアが相場を主導した。主な上昇銘柄では、Surya Citra Mediaが5.1%高、Darma Henwaが4.4%高、Astra Intlが2.5%高となった。市場は週足で4週連続の上昇、月間では6カ月連続の下落後で初の上昇となる見通しである。