Zcash創業者、ZEC供給量の秘密裏な増加説を否定

Zcash創業者、ZEC供給量の秘密裏な増加説を否定

ズーコ・ウィルコックス氏は、ユーザーがこのプライバシー系仮想通貨の流通供給量を独自に検証できると述べた。一方、Boston Zcashは、過剰発行の検証としてIronwoodへの移行は適切なテストではないとした。

ZEC

ファクトチェック
中核的な主張――Zcashの創設者ズーコ・ウィルコックスが、ZECの供給量が秘密裏に増やされたとの主張は誤りであり、ユーザーは流通供給量を独自に検証できると述べた点――は、ウィルコックス自身のXへの投稿(@zooko、2026-07-29)で直接確認できる。同氏は、ZECの供給量が秘密裏に水増しされている可能性があると考える人々は「間違っている」とし、供給量が16,848,458 ZECであることは今日時点で誰でもローカル環境で検証できると述べた。この点は複数の報道機関(CryptoNews/BitcoinWorld、CoinNess)でも裏付けられている。Boston Zcashが、Ironwoodへの移行は過剰発行を検証する適切なテストではないと述べたとの補足的な詳細については、検索を通じた独立した確認はできなかったが、見出しの主張の中核部分は創設者による一次情報の発言で強く裏付けられている。
要約

Zcash創業者のズーコ・ウィルコックス氏は、ZECの供給量が秘密裏に増やされた可能性があるとの主張を退け、ユーザーは数カ月待たずとも現在の総供給量16,848,458枚をローカル環境で既に検証できると述べた。ZcashがOrchardからIronwoodへの移行を進める中、Boston Zcashは、Orchard資金の完全移行は過剰発行を検証する正しい方法ではないと説明した。プロトコルのカルーセル設計により、秘密鍵の紛失なども含め、これら資金の100%が移動することはないためである。今回の発言は、プライバシー重視のこの仮想通貨で供給量の変更が公開された検証プロセスの外で起こり得るとの見方に反論するものである。

用語解説
  • ZEC: Zcashのネイティブトークン。
  • circulating supply: 現在発行され、存在しているコインの数量。
  • overissuance: プロトコルが許容する以上のコインが作成されること。