SKハイニックス関連のドル流入、月末の輸出企業によるドル売り、米ドル安、海外勢の株式買い、中国の景気刺激策への期待が重なり、ウォンは1月以来の高値圏に上昇した。
7月下旬の韓国ウォンは大幅に上昇し、29日のソウル市場の通常取引でドル・ウォン相場は1,424.0ウォンで終了した。前営業日比13.4ウォンのウォン高で、1月28日以来の安値引けとなった。為替相場は取引序盤に1,418.0ウォンまで下落した後、押し目買いで持ち直した。米インフレ指標が予想通りとなり、米連邦準備制度が政策金利を据え置いたことで米ドルが広範に下落したことに加え、SKハイニックス関連のドル流入、月末の輸出企業によるドル売り、韓国の半導体セクターを巡るセンチメント改善が相場を支えた。KOSPI株に対する海外勢の大幅買い越しや円相場の持ち直し、中国による追加政策支援への期待などを背景に、リスク選好が急回復したこともウォンの支援材料となった。報道では、こうした上昇が持続するかどうかに加え、米国とイランの緊張再燃や原油価格の変動リスクが懸念材料として挙げられた。