
フランスの銀行大手は第2四半期利益が17億9000万ユーロと過去最高を記録し、アナリスト予想を上回った。2026年のROTE目標を約11%に引き上げ、15億ユーロの自社株買いと中間配当も発表した。
ソシエテ・ジェネラルは、収益拡大とコスト削減が収益性を押し上げたことを背景に、2026年上期のグループ純利益が34億8700万ユーロとなり、2025年上期比13.9%増の過去最高を記録したと発表した。これを受け、同行は2026年目標を引き上げた。第2四半期のグループ純利益は17億9000万ユーロと、前年同期の14億5300万ユーロから増加し、同行集計のアナリスト予想コンセンサス15億9000万ユーロを上回った。売上高も4.5%増の70億9600万ユーロとなり、コンセンサスの69億8000万ユーロを超えた。 2026年上期の売上高は2.4%増の142億200万ユーロ、営業費用は5.0%減の84億8500万ユーロとなった。これによりコスト・インカム比率は59.7%に改善し、有形自己資本利益率(ROTE)は12.0%に上昇した。ソシエテ・ジェネラルは、2026年のコスト削減率見通しを従来の約3%から約4%へ引き上げ、2026年のROTE目標も従来の10%超から約11%へ上方修正した。 同行はあわせて、消却を目的とする15億ユーロの特別自社株買いを発表した。開始時期は早くても2026年8月3日となる見込みである。また、2026年上期の中間現金配当として1株当たり0.751ユーロを支払う方針も示した。前年から23%増となる。計画中の自社株買い実施後の普通株等Tier1比率(CET1比率)は13.2%で、規制要件を約290ベーシスポイント上回った。