ステランティス第2四半期の純売上高13%増、435億ユーロに拡大し通期見通し据え置き

ステランティス第2四半期の純売上高13%増、435億ユーロに拡大し通期見通し据え置き

北米主導の成長でステランティスは四半期ベースで黒字回復したが、調整後営業利益はロイター集計の市場予想を下回り、ミラノ上場株は決算発表後に下落した。

ファクトチェック
この主張の各要素は裏付けられている。ステランティスの公式リリース「Stellantis Reports Q2 2026 Financial Results」は、純売上高が435億ユーロ(13%増)となり、北米主導で四半期黒字に回復し、2026年の業績見通しを再確認したことを確認している。CNBCの報道は、調整後営業利益(7億7300万ユーロ)がロイター集計の市場予想(9億1400万ユーロ)を下回り、ミラノ上場株が約5%下落したことを確認している。WSJも、事業再建の進展の中で業績見通しが再確認されたことを独自に確認している。複数の独立した一次情報源と公式リリースが、見出しの主要事実のすべてで一致している。
要約

ステランティスは2026年第2四半期決算で、純売上高が前年同期比13%増の435億ユーロとなり、純利益は前年の18億6900万ユーロの赤字から2億9300万ユーロへ改善した。主因は北米の売上高が32%増加したことである。調整後営業利益は前年の2億1300万ユーロから7億7300万ユーロへ増加したが、ロイター集計のアナリスト予想平均9億1400万ユーロには届かなかった。自動車メーカーである同社は2026年通期見通しを据え置き、FaSTLAne 2030戦略の実行とより広範な事業立て直し策が進行中であり、新型車投入が業績を下支えし始めているとした。また、700億ドルの再建計画の下で、製品投資の70%を中核4ブランドである米国のJeepとRam、欧州のPeugeotとFiatに集中させていると述べた。2026年下期の業績は、第3四半期の夏季生産停止を受けて第4四半期偏重になる見通しを維持し、2026年の関税による純逆風は10億〜12億ユーロと見積もった。ロイターによると、ミラノ上場株は発表後に一時8%超下落し、その後は下げ幅をおよそ5%まで縮小した。

用語解説
  • 調整後営業利益: 一時的な項目を除いた営業活動からの利益。
  • 産業部門フリーキャッシュフロー: 産業活動における営業支出と投資支出を差し引いた後に生み出されるキャッシュ。
  • アナリスト予想平均: 複数のアナリスト予想を集計した平均値。