ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、足元で持ち直しがみられるものの、通年の中央銀行による購入量は減少する見通しだとし、公的部門の需要が従来の想定より弱いことを示した。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、2025年初の中央銀行による金購入量は従来の推計を大幅に下回った。足元では持ち直しがみられるものの、通年の購入量は減少する見通しである。この更新は、金地金に対する公的部門の需要がこれまでの試算ほど強くなかったことを示唆する。中央銀行の買いは近年、価格を支える大きな柱となってきたため、金市場にとって重要なシグナルである。外貨準備の積み増しペースの鈍化は、最近買いが改善していても、金融当局がより慎重なポートフォリオ運営を進めている可能性を示す。