AI主導の半導体需要が先端材料の販売を押し上げ、東京応化工業の業績見通しはQUICK Consensusを上回った。3期連続の過去最高益更新が視野に入り、上期業績の上振れを受けて下期見通しも引き上げた。
東京応化工業は、2026年12月期の連結純利益予想を426億円に引き上げた。前期比28%増で、従来予想の350億円を76億円上回る。QUICK Consensusがまとめた市場予想平均の405億円も上回り、3期連続の過去最高益更新となる見通しである。売上高予想も2910億円に引き上げ、前期比23%増で従来予想を300億円上回った。営業利益予想は606億円とし、28%増で従来予想を84億円上回る。フォトレジストを含む先端半導体材料の需要が想定を上回って推移しており、生成AIの拡大に伴うAIデータセンター向けサーバー増設が追い風となった。電子機能材料事業と高純度化学薬品事業がともに寄与し、想定為替レートの円安修正も上方修正を後押しした。上期業績が計画を上回ったことを踏まえ、下期見通しも引き上げた。