ベルギーの2026年7月生産者物価上昇率、エネルギー圧力の緩和で9.1%に鈍化

ベルギーの2026年7月生産者物価上昇率、エネルギー圧力の緩和で9.1%に鈍化

工場出荷段階のインフレ率は、エネルギーコストの大幅な伸び鈍化と製造業の価格上昇率低下を受けて6月から減速した。一方で、海外市場向けのインフレ率は加速し、月次の生産者物価は下落した。

要約

ベルギーの2026年7月の生産者物価上昇率は前年同月比9.1%となり、6月の9.7%から鈍化した。国内の物価圧力が9.1%から8.3%へと和らいだことが背景で、一部は海外市場でのインフレ率が8.2%から11.0%へ加速したことで相殺された。鈍化は、エネルギーインフレ率が24.4%から16.6%へ大きく減速したことや、製造業のインフレ率が10.3%から9.0%へ低下したことが一因である。 一方で、鉱業・採石業の価格上昇率は1.9%から2.3%へ、電気・ガス・蒸気・空調供給は4.3%から11.5%へ加速した。水供給、下水処理、廃棄物管理、汚染浄化活動は4.2%で横ばいだった。消費財の生産者物価は引き続き下落したが、下落率は2.2%の下落後の1.3%へと縮小し、非耐久財のデフレ圧力の緩和を反映した。中間財と耐久消費財のインフレ率も加速した。前月比では、7月の生産者物価は6月の0.8%上昇に続いて1.1%下落した。

用語解説
  • 生産者物価上昇率: 国内の生産者が産出物に対して受け取る価格の前年比変化。
  • 中間財: 最終消費向けではなく、他の財の生産過程で投入物として用いられる製品。
  • 前月比: データを前月と比較すること。