農業価格の下落幅拡大が、公益事業料金と製造業コストの上昇加速を打ち消し、生産者物価は前月の1.6%上昇に対し前月比1.2%下落した。
スリランカの2026年6月の生産者物価上昇率は、前年同月比1.3%となり、5月の上方改定後の3.3%から鈍化した。減速の主因は農業部門の生産者価格の下落幅拡大で、前月の9.5%下落に続き10.7%下落した。主に多年生作物と一年生作物の価格下落が響いた。一方で、電気・ガス・蒸気・空調供給の価格上昇率は13.4%から15.8%に加速し、上下水道の取水・処理・供給は5.7%から5.9%に上昇、製造業のインフレ率も3.2%から3.6%に高まった。化学製品、非金属鉱物製品、その他の輸送用機器、食品のコスト上昇がこれを支えた。前月比では、6月の生産者物価は1.2%下落し、前月の1.6%上昇から反転した。