
速報値によると、消費者物価は前月比で反発した。中東情勢の緊迫化に伴う燃料費上昇と、国内の価格抑制策の終了を受け、金利は当面据え置かれるとの見方が強まった。
ポーランドの2026年7月のインフレ率は前年比3.0%となり、6月の2.5%から加速した。燃料価格の上昇が消費者物価を押し上げ、金利は当面据え置かれるとの市場予想を強めた。伸び率はエコノミスト予想と一致した。速報値では前月比インフレ率は0.8%で、こちらも予想通りだった。燃料価格は前年同月比15.8%、前月比13.9%上昇した。この上昇は、中東での紛争激化と、国内市場での燃料価格上昇を抑えていたプログラムを終了するというポーランド政府の決定に関連している。ポーランド国立銀行は7月、主要政策金利を3.75%に据え置き、据え置きは4カ月連続となった。アダム・グラピンスキ総裁は夏以降に25ベーシスポイントの利下げを提案する可能性があると述べたが、ING銀行のエコノミストは最新のインフレ指標は休暇明けの利下げを正当化しないとし、今年の金利は据え置かれ、2027年に限定的な利下げがあり得ると予想している。