
同取引所運営会社は純売上高が25%増加、希薄化後EPSが50%増加したことを受け、2026年のオーガニック売上高見通しを引き上げ、調整後営業費用ガイダンスを据え置いた。
Cboe Global Marketsは2026年第2四半期の純売上高が過去最高の7億3160万ドルとなり、前年同期比25%増加したと発表した。オプション、株式、データ、FX各事業の成長が寄与し、希薄化後1株当たり利益(EPS)は50%増の3.35ドル、調整後希薄化後EPSは45%増の3.56ドルとなった。これを受け、2026年のオーガニック総純売上高成長率目標を従来の「10%台前半から半ば」から「10%台半ばから後半」に引き上げ、Data Vantageのオーガニック純売上高成長率目標も従来の「10%台前半」から「10%台前半」に上方修正した。一方、調整後営業費用ガイダンスは8億3800万〜8億5300万ドルで据え置いた。 最大の収益源であるオプション事業の純売上高は過去最高の4億7390万ドルで、30%増加した。オプションの1日平均取引高(ADV)全体が26%増加し、1契約当たり売上高が6%増加したことが支えとなった。北米株式の純売上高は17%増の1億1470万ドルと過去最高を更新し、欧州・アジア太平洋地域の売上高は20%増の8480万ドル、先物売上高は2%増の3060万ドル、グローバルFX売上高は17%増の2760万ドルとなった。 営業利益は40%増の4億7600万ドルとなり、営業費用全体は3%増の2億5560万ドルだった。これは、既に公表していた戦略的再編に伴う退職関連費用の増加と賞与引当金の積み増しを反映したもので、2025年のCboe Japan関連減損費用の減少が一部相殺した。実効税率は28.6%で、前年同期の29.7%から低下した。 2026年については、調整後実効税率見通しを27.5%〜29.5%で据え置いたほか、減価償却費・償却費見通しを従来の5600万〜6000万ドルから5400万〜5800万ドルに引き下げた。一方、設備投資見通しは従来の7300万〜8300万ドルから9800万〜1億800万ドルに引き上げた。ガイダンスにはCboe Canadaの通常ベースでの寄与見通しが織り込まれており、Cboe Australiaについては第3四半期中の売却完了を見込む。このため調整後営業費用ガイダンスは1100万ドル引き下げられ、オーガニック成長率の計算からは除外されている。