Braveheart Bio、設立8カ月で3億1900万ドルのナスダックIPOを申請

条件修正により、公募価格は1株15〜17ドル、調達額は約3億ドルとなる見通しで、Andreessen Horowitzが支援する同バイオ企業の評価額は最大12億ドルを目指す。

要約

Braveheart Bio Inc.は、ナスダックでの新規株式公開(IPO)の条件を更新し、当初最大3億1880万ドルの調達を目指して申請していたが、現在は1株15〜17ドルで株式を売り出し、約3億ドルの調達を見込む。2025年11月設立の臨床段階のバイオ医薬品企業で、評価額は最大12億ドルを目指し、ティッカーシンボル「BRVE」で上場する計画である。Braveheartは、Jiangsu Hengrui Pharmaceuticalsとのライセンス契約の下、肥大型心筋症(HCM)向け経口心筋ミオシン阻害薬BHB-1893を開発している。閉塞性および非閉塞性HCMを対象とする第2相試験の良好なデータは2026年3月と5月に報告されており、グローバル第3相試験は2026年後半から2027年初頭に開始される見通しである。取締役会議長は元Biogen最高経営責任者(CEO)のChris Viehbacherが務め、CEOはTravis Murdochである。投資家には、Andreessen HorowitzのBio + Health部門のほか、Forbion、OrbiMed、Enavate Sciences、Frazier Life Sciencesが名を連ねる。この届出は仮想通貨やブロックチェーンではなく、従来型の医薬品開発案件である一方、中国から米国へのライセンス供与モデルという広がりつつある枠組みを浮き彫りにしており、一部投資家は規制面や地政学的リスクの観点から注視している。

用語解説
  • 心筋ミオシン阻害薬: ミオシンたんぱく質を標的として心筋の収縮に作用するよう設計された薬剤の一種。
  • 第2相試験データ: 薬が有効に作用しているか、また次段階の試験に進める程度に安全性があるかを見極める中期段階の臨床試験結果。
  • 肥大型心筋症: 心筋が異常に厚くなり、心臓が血液を送り出しにくくなる疾患。