KOIL Energy、新たな移動式バージ搭載カルーセルの稼働開始に成功

米ガルフコーストの同資産はシステム統合試験を完了し、初の海底アンビリカル案件に投入される予定で、KOILは2026年9月下旬の完了を見込んでいる。

要約

KOIL Energy Solutionsは、米ガルフコーストで新たに取得した移動式バージ搭載カルーセルの稼働開始に成功したと発表した。これは、同社が進めるレンタル機器・サービス事業の拡充に向けた前進となる。年初に取得した同資産は、分解してガルフコーストへ輸送した後に再組み立てされ、海底アンビリカルのハンドリング、巻き取り、保管業務に向けたシステム統合試験を完了した。 同社によれば、このモジュール式カルーセルは初案件への投入準備が整っており、案件は2026年9月下旬に完了する見通しである。既存のカルーセルも、容量拡張改修を経て再稼働に成功しており、カルーセル群全体の対応能力が拡大したとしている。 新ユニットは迅速な動員と再配置を念頭に設計されており、KOILはこれによりガルフ・オブ・アメリカおよび海外市場の海底案件に短期間で対応できるとしている。新旧のカルーセルはいずれも、既に公表済みの大規模な海底アンビリカルのハンドリング、巻き取り、保管案件で使用される予定で、その後はKOIL 2030戦略の一環として、この移動式資産を追加案件向けに売り込む計画である。

用語解説
  • 海底アンビリカル: 海洋設備に電力、流体、通信を供給するため、水中で使用されるケーブルまたは束ねられたライン。
  • 巻き取り: 輸送、保管、設置のため、ケーブル、パイプ、アンビリカルを大型リールまたはカルーセルに巻き取る、または巻き戻す作業。
  • システム統合試験: 接続された設備や制御システムが意図通りに連携して動作するかを確認する試運転段階。