7月30日の台湾市場では、海外投資家がメインボードで急落した華邦電を買い越す一方、TPEx上場の半導体株などは売り越した。個人投資家による信用買いは複数の大きく売られた銘柄で増加した。
華邦電は7月30日、3営業日での下落率が25.94%に拡大し、8.85%安の118.5台湾ドルで取引を終えた。一方で海外投資家は、大幅売り越しから転じて約45億4000万台湾ドル相当の3万6320枚を買い越し、同日の台湾証券取引所で2番目に大きい買い越し銘柄となった。この動きは、7月30日に全体で483億1000万台湾ドルの売り越しとなるなど、台湾市場全体では海外勢の売り越しが続いた流れと対照的である。TPEx上場の半導体、銅張積層板、産業用PC関連株でも売りが継続し、国内投資家の信用買いが増加した。 TPExでは、海外投資家が和鑫光電、千附精密、世界先進、環球晶、台光電などを売り越した一方、これらの一部銘柄では信用残高が増加した。機関投資家によるリスク圧縮と個人・国内資金による押し目買いの分断が浮き彫りとなった格好である。アナリストは、この乖離は株主構成の分散を示すシグナルとなる可能性があり、株価が安定しなければ将来的な売り圧力につながり得ると指摘した。