2025年8月14日の提携により、Gemini 2.5モデルがOracle Cloud Infrastructureの生成AIサービスに導入された。OCIからデータを移さずにAIツールを利用したい顧客向けに、オラクルのモデルの選択肢を拡充するものだ。
オラクルとGoogle Cloudは提携を拡大し、GoogleのGemini 2.5 AIモデルをOracle Cloud Infrastructureの生成AIサービスに導入した。これにより、企業顧客はOCI内でGemini 2.5 Pro、Flash、Flash-Liteをオンデマンドで利用できるようになった。2025年8月14日の合意は、企業ユーザー向けにモデルに依存しないAIプラットフォームを構築するオラクルの取り組みを拡張するものであり、とりわけOCIからワークロードやデータを移さずにマルチモーダル分析、コーディング支援、AIエージェント、ワークフロー自動化を求める顧客を対象としている。 オラクルは今回の動きを、企業向け統制とデータ主権を軸に位置付けた。これは金融、医療、政府など規制の厳しい分野における重要課題である。その後、この提携は2026年4月22日に発表されたGemini Enterprise向けOracle AI Database Agentの提供開始につながり、利用者はSQLではなく自然言語で統制されたオラクルのデータに問い合わせられるようになった。今回の追加は、OCIを通じてGrok 3モデルを提供するxAIとの2025年6月の契約に続く、オラクルのより広範なAI戦略にも合致しており、複数の基盤モデルへのアクセスを提供する競合クラウド基盤に対抗する位置付けとなる。