複数年契約により、Novigはメッツの独占的な予測市場パートナーとなる。CFTC(商品先物取引委員会)の規制下にある同プラットフォームがスポーツイベント取引を拡大する中、シティ・フィールドや中継でのブランド露出も加わる。
ニューヨーク・メッツは、新興企業Novigを独占的な予測市場パートナーに起用した。Novigによれば、MLB球団としては初の事例である。この複数年契約により、Novigのブランドはシティ・フィールド、チーム中継、デジタルチャネル全般に展開されるほか、Pantera Capitalが支援する同プラットフォームはMLB公認の地位と公式リーグデータへのアクセスも得る。2024年1月に立ち上がったNovigは、従来型の胴元相手の賭けではなく、ユーザー同士が直接取引するP2P型のスポーツ取引所を運営していると説明しており、収益は手数料ではなくスプレッドから得ているという。同社はこれまでに総額1億500万ドル超を調達しており、2026年2月にはPantera Capital主導で7500万ドルのシリーズBを実施し、評価額は5億ドルだった。累計取引高は50億ドル超、年換算のランレートは80億ドル超に達したとしている。さらにNovigは、2026年6月にCFTC(商品先物取引委員会)指定契約市場として承認を受け、州ごとの賭博ライセンスに依存せず、連邦監督の下で全米展開が可能になったと述べた。今回の提携は、Polymarket、Kalshi、Robinhoodなどの予測市場運営会社の競争が激化し、スポーツリーグがより厳格なインテグリティ管理の下でイベント結果取引を提供するプラットフォームとの連携を深める中で実現した。