イーサリアムは、指導部の交代や人員削減、新たなCROPS指針の導入を経て11周年を迎えた。一方で、Fusakaアップグレードとブラックロック、JPモルガンによる活動拡大が、ネットワークの勢いの継続を浮き彫りにした。
イーサリアムは、イーサリアム財団とより広範なネットワークの双方で大きな変化があった1年を経て、11周年を迎えた。財団はこれまでで最も大規模な再編を実施し、共同執行理事のHsiao-Wei Wang氏とTomasz Stańczak氏を含む9人の幹部が7カ月で離任し、二頭体制は終了した。あわせて人員を20%削減し、EthLabs、Ethereum Systems、Ethereum Institutionalを分離独立させ、CROPS(検閲耐性、オープンソース、プライバシー、安全性)を柱とする正式な指針を採用した。また、エコシステムの自律性が高まるにつれ、財団の長期的な役割は縮小すべきだとの考えも示した。同時に、イーサリアムはFusakaアップグレードを通じて技術面での進展を続け、L2のスケーラビリティを強化したほか、ブラックロックとJPモルガンの参加によって機関投資家の関与も加速した。米国では現物イーサETFへの累計流入額が112億3000万ドルを超え、イーサへの規制下でのアクセス拡大が浮き彫りとなった。