K2 Spaceが5億ドルのシリーズD調達、評価額68億ドル

衛星メーカーの同社は、今回の資金調達により生産拡大を進めるほか、2028年に予定する100kWのGiga級衛星や、契約済みの10億ドル超の商業・政府案件の履行を支えるとしている。

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要約

K2 Spaceは、クライナー・パーキンスとICONIQが主導し、CapitalG、Lightspeed、Altimeter、Spark Capital、Sands Capital、ARK Invest、T. Rowe Price Associates, Inc.*、そのほか既存投資家も参加したシリーズDラウンドで5億ドルを調達し、企業評価額は68億ドルとなったと発表した。同社は、新たな資本により製造体制を拡大し、カリフォルニア州トーランスにある18万平方フィートの工場から年間最大100基の大型衛星を生産することを目指すとしている。 同社はこれまでの累計調達額が10億ドル超に達し、契約済みの商業・政府案件も10億ドル超を確保したと述べた。これらの案件には、SESが計画するmeoSphereネットワーク向けにK2が初期分として30基の衛星を供給する計画や、米国向けゴールデン・ドームの宇宙配備型迎撃ミサイル防衛プログラムでプログラム提携先のAndurilに衛星を提供する案件、さらに宇宙軍のProtected Tactical Satcom-Globalプログラムでバスプロバイダー(衛星の中核プラットフォーム)を務める案件が含まれる。K2によれば、これは国防総省の正式プログラムへの初採用となる。 K2は、Gravitasプラットフォームがすでに軌道上で稼働しており、次の主要プラットフォームとして2028年下期に100kWのGiga級衛星を投入する計画だと説明した。同社はこれを、軌道上で大規模な計算資源を展開するための基盤と位置付けている。今後24〜48カ月では、顧客向けの大規模コンステレーション受注を予定通りに納入することを優先し、次回ミッションのTrinityでは2027年第2四半期に複数の衛星を打ち上げる予定である。

用語解説
  • シリーズD: 後期段階の非公開資金調達ラウンド。
  • バスプロバイダー: 衛星の中核プラットフォームの供給者。
  • 垂直統合: 多くの部品を社内で製造すること。