
この商業契約は、資産をKraken Institutionalの適格カストディ体制から移動させることなく、Solmateが自社のバリデーター運営を通じてSOLのステーキング報酬を得られるよう設計されたものである。
Solmate Infrastructure(NASDAQ: SLMT)は7月30日、資産を一貫して適格カストディに保持したままSOLのステーキング報酬を獲得できる商業契約の下、同社のソラナのバリデーター運営を支援するためKraken Institutionalを選定したと発表した。この仕組みは、デジタル資産の機関投資家運用における長年の課題を解決することを目的としている。ネイティブステーキングへの参加には、適格カストディ要件と抵触し得る形でトークンを移動させる必要があることが多かったためである。 この取り決めの下で、Kraken InstitutionalはSolmateのSOL保有分に対し、カストディとバリデーターインフラの両サービスを提供する。適格カストディは米国において、ワイオミング州銀行局の監督下にあるワイオミング州認可の特別目的預託機関、Kraken Financialを通じて提供される。Solmateによれば、この体制によりソラナのバリデーター運営から生み出される価値への参加を拡大し、長期の経常収益を支える狙いがある。 この提携は、Solmateのより広範な事業モデルに沿うものである。同社は市場内株式売却を通じて資本を調達し、その資本をベアメタルのソラナ・バリデーターに投下し、ソラナ財団との割引契約を通じてSOLを取得している。SOL財務からのステーキング利回りとバリデーター収益を組み合わせることで、株主に対し年間11%以上の混合リターンを目標としている。今回の発表は、2026年6月に前CEOが退任し複数の取締役が辞任した経営刷新の後に行われたもので、その後ロン・サデ氏がCEOに就任した。