米国のオープンプログラマティック広告支出と消費者リーチのベンチマークで、モバイル収益化はニュースが優勢となり、CTV広告支出の81%をリアリティー、ニュース、スポーツが占めた。
Pixalateは2026年6月のOpenEPG Index 1.0更新版を公表した。これは、モバイルとコネクテッドTV(CTV、インターネット接続テレビ)にまたがる米国のオープンプログラマティック広告支出推計と米国消費者リーチを基にした、ストリーミングTVコンテンツの無料公開ベンチマークである。6月のランキングでは、大画面部門でNBAの「Hardwood Classics」が5月の4位から首位に浮上し、小画面部門ではBETの「Being Mary Jane」が2カ月連続で首位となった。 データは、画面ごとの明確な違いを示した。CTVでは広告支出がリアリティー、ニュース、スポーツに集中し、2026年6月の米国CTV向けストリーミングTV番組のオープンプログラマティック広告支出推計の81%をこの3ジャンルが占めた。Food Network単独で、CTVストリーミングTVのオープンプログラマティック広告支出推計の34%を占めた。一方モバイルではニュースが支配的で、米国のモバイル向けストリーミングTVオープンプログラマティック広告支出の64%を占め、Scripps Newsがモバイル向けストリーミングTVのオープンプログラマティック広告支出推計の39%を占めた。 Pixalateによると、ニュースは両画面で視聴者規模以上に収益化されており、オーディエンス比率を上回る広告支出シェアを獲得した。モバイルではリーチ55%に対し広告支出64.5%、CTVではリーチ17%に対し広告支出22.5%となり、同社はこれが広告ロードの増加とCPM(インプレッション1000回当たりのコスト)の上昇を示す可能性があるとした。また6月には、大画面と小画面を合わせた主要ジャンルの中で、ニュースの無効トラフィック率(IVT、非人間または低品質な広告トラフィック)が18.6%と最も高く、ドキュメンタリーの6.2%を上回ったとした。 消費者リーチ推計に基づくモバイル番組ランキングでは、「Being Mary Jane」が広告支出シェア・オブ・ボイス8.2%、リーチ・シェア・オブ・ボイス13.0%で首位となり、続いて「WCCO Mornings」「The National Report」「Latest Minnesota News & Headlines」「Morning Rush」が並んだ。大画面番組では「Hardwood Classics」が広告支出シェア・オブ・ボイス5.2%、リーチ・シェア・オブ・ボイス5.9%で首位となり、続いて「Diners, Drive-Ins, and Dives」「Beat Bobby Flay」「The Pioneer Woman」「The Kitchen」が続いた。6月の大画面におけるニュース番組の最上位は「CNN Newsroom」だった。