BGLは、Inverness Grahamによる過半数出資に際しShipSigmaの独占財務アドバイザーを務め、同社の資本再構成と成長計画に関する取引の詳細が明らかになった。
ShipSigmaは、フィラデルフィア拠点のプライベートエクイティ会社Inverness Grahamから過半数出資を受けた。Brown Gibbons Lang & Companyは本取引においてShipSigmaの独占財務アドバイザーを務めた。取引条件は非公表である。今回の発表により、Balance Point Capital Advisorsが同社の資本再構成を支えるため、Inverness Grahamにデットとエクイティの資本を提供していたことが以前の開示内容に加えて明らかになった。 2018年設立のShipSigmaは、中小企業向けに小口配送およびサプライチェーン最適化サービスを提供している。同社によると、AIを活用したプラットフォームは200億件超の小口配送およびLTL(混載貨物)データポイントを用い、出荷量、荷物の寸法、重量、配送先、サービス水準などの配送プロファイルを分析し、配送コストの削減と効率改善を図る。また、独自のコストモデリングと運送会社に関する専門知識を活用し、契約の最適化、請求書監査の自動化、適正な梱包サイズへの見直し、配送ネットワークの構造と拠点配置の評価も手掛ける。 同社によれば、こうした変更により梱包資材を削減し、車両1台当たりの配送個数を増やし、在庫と顧客の距離を短縮できるため、輸送費全体を抑えつつ資源消費と荷物1個当たりの輸送距離を減らせる。Inverness Grahamは、この投資がShipSigmaのAI活用技術の継続的な革新を支え、同社の次の成長段階を後押しするとした。これに先立ち、Balance Pointは、複雑な小口配送市場においてShipSigmaが顧客に測定可能なコスト削減をもたらすと期待していると述べ、Inverness GrahamのプリンシパルであるRyan Gearyは、今回の案件は両社にとって近年で4件目の実行済み共同投資だと述べていた。