クロックス、通期見通しを引き上げも第3四半期見通しの弱さで株価急落

フットウェアメーカーのクロックスは第2四半期が市場予想を上回ったことを受け、2026年の売上高と調整後EPS見通しを引き上げたが、関税圧力とHEYDUDEの継続的な低迷を背景に、第3四半期見通しはウォール街予想を下回った。

要約

Crocs, Inc.は、第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受け、2026年通期の売上高および利益見通しを引き上げた。ただ、投資家が弱い第3四半期見通しを嫌気し、株価は10%近く下落した。第3四半期の調整後1株利益は3.20〜3.30ドル、売上高は約9億9630万ドルを見込み、いずれもウォール街予想を下回った。背景には、関税圧力の長期化と不利な製品構成があるとした。 2026年第2四半期は、売上高11億8000万ドル、調整後1株利益4.55ドルを計上し、アナリスト予想を上回った。売上高全体は前年同期比2.6%増、為替影響を除くベースでは2.0%増だった。Crocsブランドの四半期売上高は初めて10億ドルを突破した一方、HEYDUDEの売上高は5.7%減少した。 通期では、売上高成長率を約1〜2%と見込み、売上高は40億8100万〜41億2200万ドル程度になる見通しで、従来の横ばいから小幅減少の予想を引き上げた。調整後希薄化後1株利益見通しも、従来の13.20〜13.75ドルから13.70〜14.00ドルへ引き上げた。さらに、自社株買いプログラムを15億ドル拡大した。

用語解説
  • 為替影響を除くベース: 為替レートの影響を除外した売上高成長率
  • D2C売上高: 自社運営の店舗やウェブサイトを通じた売上高
  • 自社株買いプログラム: 企業が自社株を買い戻すための計画