EVメーカーの同社は第2四半期に市場予想を上回り、年間の納車目標6万5000台〜7万台を維持したほか、ソフトウエア・サービス収入の拡大を背景に自動車部門の売上総損失が大幅に縮小した。
リビアン・オートモーティブは、第2四半期決算で売上高と利益がウォール街予想を上回ったことを受け、2026年の設備投資計画を引き下げるとともに、2025年の調整後EBITDA損失見通しをやや絞り込んだ。調整後EBITDA損失は従来の18億ドル〜21億ドルから18億ドル〜20億ドルへ、設備投資は19億5000万ドル〜20億5000万ドルから17億ドル〜18億ドルへそれぞれ見直した。一方で、通期の納車目標は従来引き上げた6万5000台〜7万台を維持した。 第2四半期の調整後1株損失は63セントとなり、アナリスト予想の74セントの損失を上回った。第2四半期売上高も事前に示していた15億5000万ドル〜16億5000万ドルのレンジを上回った。自動車売上高は前年同期比23%増の11億4000万ドル、ソフトウエア・サービス売上高は37%増の5億1500万ドルだった。自動車部門の売上総損失は前年同期の3億3500万ドルから3600万ドルへ縮小した。四半期末時点の現金・現金同等物・短期投資は53億ドルで、年内にはフォルクスワーゲンとウーバー・テクノロジーズからの資金調達が加わる見通しである。 事業面では、電動配送バンと主力R1製品の第2四半期納車が想定を上回り、従来の通期見通し引き上げを支えたとした。四半期の納車台数は1万2194台と、当初予想の9000台〜1万1000台を上回り、生産台数は1万2613台だった。RJ・スカリンジ最高経営責任者(CEO)は、中型SUV「R2」がプレミアムEV市場を超えて顧客層を広げる中で、リビアンの長期成長の中核を担うとの見方を示した。