ENS、改定版Foundation案で財務ウォレット移管を削除

ENS、改定版Foundation案で財務ウォレット移管を削除

ENS DAO(自立分散型組織)の最新のFoundation設立案では、業務用ウォレットとDAO保有ENSの大半をトークン保有者の管理下に維持する一方、新組織に基金の管理権限と従業員報酬向けの100万ENSを付与する。

ENS

要約

ENS DAO(自立分散型組織)は、5議席の取締役会を持つENS Foundationを設立する改定案を公表したが、代議員の反対を受け、従来案に含まれていたDAOの業務用ウォレットと広範なENS保有分を新組織へ移管する計画を削除した。草案では、トークン保有者がプロトコル、DAOの約5460万ENS、業務用ウォレット、Foundation取締役の選任・解任に対する支配権を維持する一方、Foundationは約6500万ドルの基金を管理する。提案には、複数年の権利確定条件付きで、Foundation従業員報酬向けに100万ENSを一度限りで割り当てる内容も含まれており、基金の取引にはタイムロックとSecurity Councilによる取消権が適用されるとしている。

用語解説
  • DAO: オンチェーン投票や関連するガバナンス手続きを通じて意思決定を行う、トークン保有者主導のオンライン組織。
  • timelock: 承認済み取引が実行される前に、ガバナンス参加者が内容を確認したり停止したりする時間を確保する遅延メカニズム。
  • Endowment Safe: この提案の下でFoundationが管理することになる、ENSの基金資産を保有するウォレット構造。