2026年7月の東京都区部コアCPI、予想の1.7%を上回る1.9%上昇

東京都区部の物価上昇率は、エネルギー価格の下落幅縮小と家庭用品の値上がりを背景に2カ月連続で加速した。一方、日本銀行は7月29〜30日の会合で金利を据え置いた。

要約

2026年7月の東京都区部のコア消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比1.9%上昇し、6月の1.6%から加速、市場予想の1.7%も上回った。伸びの加速は2カ月連続となったが、日本銀行の2%目標は6カ月連続で下回った。主因はエネルギーコストの下落幅縮小と、家庭用品への価格転嫁の広がりである。総合CPIは1.7%から2.0%へ上昇し、生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIも1.9%から2.0%に上昇しており、日銀が金利を据え置く中でも基調的なインフレは目標水準近辺を維持していることを示した。

用語解説
  • コアCPI: 生鮮食品価格を除外し、基調的な物価動向をより明確に示す消費者インフレ指標。
  • コアコアCPI: 生鮮食品とエネルギーの双方を除外し、より広範な物価圧力を把握するインフレ指標。
  • 価格転嫁: 投入コストや原材料費の上昇が消費者向け価格に反映される過程。