ArcのOnBridgeでフィッシング被害報告、保有USDCが流出

Arcの公式ブリッジページを巡る懸念が広がっている。ユーザーは、攻撃者が管理するアドレスへのUSDC送金疑惑を訴え、偽装インターフェースへの警戒を呼びかけている。

USDC

要約

Circleのステーブルコイン特化型レイヤー1ブロックチェーン「Arc」の公式クロスチェーンブリッジ「OnBridge」に関連する一連のフィッシング被害疑惑が報告された。複数の仮想通貨コミュニティは、ユーザーがクロスチェーン送金を開始した後、保有していたUSDCが攻撃者の管理するアドレスに送られたと述べた。手口は引き続き調査中だが、検索連動型広告やフィッシングメール、侵害されたソーシャルメディア投稿を通じて、被害者がブリッジの悪意ある偽装版インターフェースへ誘導された可能性が示されている。今回の事案は、特にブリッジ取引ではユーザーがトークン移動を承認し、インターフェースが偽装されていれば悪用され得るコントラクトとやり取りする必要があることから、クロスチェーンの安全性に対する懸念を再燃させた。元記事の時点でCircleは公式声明を出しておらず、セキュリティアナリストはURLの確認、不審なリンクの回避、ハードウェアウォレットの利用、トークン承認内容の見直しをユーザーに促した。

用語解説
  • クロスチェーンブリッジ: 異なるブロックチェーン間で資産を移転するためのツール。
  • フィッシング: 偽サイトへの誘導や悪意ある取引承認を通じてユーザーをだます詐欺手法。
  • トークン承認: スマートコントラクトがユーザーのウォレットからトークンを移動できるようにする権限。