ソニーセミコンダクタソリューションズは、熊本拠点の点検でクリーンルームに大きな損傷がないことを確認し、8月4日からの段階的な再開と8月中旬までの震災前水準への復帰を見込むとした。
ソニーセミコンダクタソリューションズは、7月28日の地震を受けて生産を停止していた熊本県菊陽町の熊本テクノロジーセンターについて、8月4日から段階的に操業を再開すると発表した。生産量は8月中旬までに地震前の水準に戻る見通しである。安全点検と被害評価の結果、建物の一部損傷や漏水は確認されたものの、中核的な半導体製造装置を収容するクリーンルームに大きな損傷はなく、製品在庫や仕掛品にも深刻な被害はなかったという。熊本拠点はソニーの半導体事業の主要拠点で、スマートフォンやデジタルカメラ向けのCMOSイメージセンサーを生産している。再開時期は混乱が抑制される可能性を示しており、熊本県で最大震度5弱を観測した今回の地震を受けて日本国内外の機器メーカーに広がっていた供給面への懸念を和らげる見通しである。ソニーセミコンダクタソリューションズは、引き続き安全を最優先し、早期の全面復旧を目指すとしている。