COLDCARDの乱数脆弱性警告、パスフレーズなしの単一署名ウォレットに焦点

SlowMistのCos氏とGalaxyの調査責任者の投稿によると、影響を受けるCOLDCARDの設定は2021年3月17日以降のファームウェアに関わるもので、高エントロピーのシード生成やパスフレーズによって緩和できるという。

要約

COLDCARDのハードウェアウォレットにおける乱数生成の脆弱性を巡る警告は、2021年3月17日以降のファームウェアで作成され、サイコロ振りやパスフレーズを用いていない単一署名の設定に集中した。Galaxyの調査責任者は、こうしたウォレットは消去され得るとし、高エントロピーのシードを別のソースからインポートした場合、または複数回のサイコロ振りでウォレットを生成した場合を除き、影響を受けるデバイスの使用停止を促した。SlowMistのCos氏は、ウォレットのアンロックPINとは別にシードフレーズへ付加するパスフレーズが攻撃を防げると述べ、主要なハードウェアウォレットがこの機能をサポートしていると指摘した。

用語解説
  • パスフレーズ: デバイスのアンロックPINとは別に、ウォレットのシードフレーズに付加される追加のパスワード。
  • 単一署名: 1つの秘密鍵だけで取引を承認できるウォレットの設定。
  • シードエントロピー: ウォレット鍵の生成に用いられるランダム性。エントロピーが弱いと、鍵が予測または復元されやすくなる可能性がある。