
両社は最初の1,000トン分の証書の引き渡しを完了しており、暫定試算では約5,000トンのCO2換算排出削減機会に結び付くとしている。
エンビジョン・エナジーは、2026年から2030年にかけて低炭素アンモニアに関連する環境属性証書をペプシコAPACに供給することで合意し、すでに最初の1,000トン分の証書を引き渡したと発表した。証書はS3 Marketsの環境属性レジストリを通じて発行・管理されており、暫定試算では関連する属性が約5,000トンのCO2換算排出削減機会に相当する可能性があるという。この枠組みは、低炭素アンモニアの実物供給網が大規模に普及する前の段階でも、肥料使用に関連するスコープ3排出量(バリューチェーンにおける間接排出)の削減を後押しする狙いがある。今回の契約では、コモディティーとその環境属性を切り離すBook & Claimモデルを採用し、エンビジョンの赤峰ネットゼロ産業園で生産された低炭素アンモニアから追跡可能な証書を生成し、長距離の実物流を伴わずにペプシコAPACへ割り当てることを可能にする。両社によれば、この仕組みは物流コストと関連排出の削減に資するほか、川下でのサステナビリティ主張に向けた監査可能な管理連鎖の構築にもつながる。