三菱電機、2027年度第1四半期売上高が1兆4971億円で過去最高

日本企業の決算更新では、三菱電機の4〜6月期が過去最高となり、2027年度見通しも引き上げられた。AIと半導体に関連する需要を背景としたFA需要の拡大が業績予想の上方修正を後押しした。

要約

三菱電機は2027年度第1四半期に過去最高の業績を計上し、売上高は前年同期の1兆3128億円から1兆4971億円に増加した。調整後営業利益は938億円から1443億円に拡大し、税引前利益は1240億円から1570億円に増加した。親会社株主に帰属する四半期純利益は909億円から1098億円に増加した。調整後営業利益率は7.1%から9.6%へ改善した。 同社によると、売上高は全セグメントで前年を上回り、主にインダストリー・モビリティおよびライフ部門がけん引した。利益成長は主として、FAシステム、防衛・宇宙システム、空調・家電の事業規模拡大に加え、量産事業での価格改善や円安効果によって押し上げられた。三菱電機は2027年度通期見通しを売上高6兆2700億円、調整後営業利益6200億円へ引き上げた。東京市場の決算総括でも、同社が通期純利益見通しを4%引き上げ、過去最高益見通しをさらに強めたことが指摘された。

用語解説
  • 調整後営業利益: 一時的な利益または損失の一部を除いた営業利益。
  • FAシステム: 製造工程を自動化するための産業用機器およびソフトウエア。
  • 通期見通し: 会社が示す会計年度全体の業績予想。