英国、2025年9月1日から警察手当を改定、走行距離率と犬係手当を更新

2026年6月11日付の2つの別個の決定により、Police Regulations 2003の下で、2025年9月1日からの警察手当と、2026年7月1日からの任意退職時の補償一時金ルールが改定された。

要約

英国の内務大臣は、regulation 46に基づく協議を経て、2003年警察規則(Police Regulations 2003)の下で2026年6月11日に2つの別個の決定を行った。1つは2025年9月1日発効で、警察手当に関するAnnex Uを差し替えるものであり、必須利用者向け車両一時金を年1,239ポンドに設定し、必須利用者と臨時利用者の走行距離率を現行のHMRC業務走行距離率に整合させ、犬係手当の年額を2,946ポンドに引き上げる。自宅で追加の警察犬を飼養する場合は、1頭ごとにさらに50%を加算する。あわせて、ロンドンおよびイングランド南東部の手当、深夜・早朝勤務、宿泊待機および困難手当、待機手当と警護手当、期間限定の重要技能手当および業務負荷認識手当を対象とする規定も維持する。別の決定は2026年7月1日発効で、任意退職する警察官向け補償一時金に関するAnnex DAを全面的に差し替え、受給資格、支給上限、短時間勤務者の計算方法、返還条件を見直す一方、支給は引き続き裁量であり、不正行為、勤務成績、公的部門の退職給付制限の対象となる。

用語解説
  • HMRC business mileage rates: 職務移動に対する支払いに用いられる、英国税務当局の走行距離償還基準。
  • essential-user vehicle allowance: 警察本部長級幹部が、職務上車両を利用可能な状態にしておく必要があると判断した警察官に対する自動車手当。
  • Voluntary Departure Maximum: 任意退職時の警察補償一時金について、Annex DAの算式で用いられる上限額。