
同社は従来の発動条件を待たずに投資を完了し、OpenAIがマルチクラウド戦略へ移行する中で、AIインフラとクラウドサービスへの取り組みを一段と強化した。
アマゾンはOpenAIへの総額500億ドルの投資を完了したと明らかにし、10-Qで第1四半期にシリーズC優先株150億ドル分、第2四半期に137億ドル分、6月30日以降に残る213億ドル分を取得したと開示した。新たな報告によれば、同社は当初、拠出の一部を後続のマイルストーン達成に連動させる構成としていたが、全額を前倒しで履行した。報告書が引用した規制当局への提出書類は、OpenAIの評価額が約8520億ドルに上昇したことを示唆している。これは、OpenAIが2月にアマゾンの当初拠出150億ドルを含む1100億ドルを調達したと発表した際に示した7300億ドルの評価額から上昇した水準である。報告ではさらに、4月に行われたOpenAIとマイクロソフトのクラウド契約再交渉により、Amazon Web Servicesが正式にOpenAIへサービスを提供する道が開かれ、マルチクラウドへの移行が進んだとした。この投資は、Anthropicへの大型出資や、自社製TrainiumチップとAWSインフラの採用拡大策を含むアマゾンの広範なAI戦略の一環でもある。